コーチングと旅の共通点
コーチングと旅って、なんとなく終わったあとの自分の心の様子が似ているのではないかという気がしています。
なかなかその心持ちを言語化するのが難しいのですが、今日はあえてそこに挑戦してみよう！と思います。
共通点１：あらたな自分に出会える
一番最初に思い浮かぶ共通点は、たとえば旅に出ると、日常にはない景色や出会いから、今まで出会ったことのない思いを抱いている新たな自分に出会うことがあります。自分の世界が少し広がったようなすがすがしい気持ちになったりします。
コーチングでも、自分の思いを少しずつ言語化して出し切った後に、ふと心の奥底に眠っていた心の声や思いに気づく瞬間に出会うことがあるのです。言ってみた後に、「あ、やっぱり、私、こんなこと思ってなかった」って言葉にして初めて気づくこともあれば、「あれ？私は本当はこう思っていたのか。なんだかしっくりくる」と思うことも。 流れの早い情報社会で、感情の整理も追いつけないまま、毎日必死に過ごしている人ほど、そういう自分に出会える確率が高いというのは、私の今までに出会った人から受けた印象ですが、あながち間違ってはいないと思うのです。かくいう私も完全にそんな人の一人です。
共通点２：なんだかすっきりする
もう単純に、旅もコーチングも、なんだかすっきりするんです。 新しい自分に出会うからでしょうか、旅で日常から離れて頭の中をからっぽにして深呼吸するからでしょうか、コーチングで自分の思いを言語化してひたすらアウトプットするからでしょうか、なんだか空っぽになった心地よい状況になっていることがよくあります。もちろん、抱えている状況によっては、一回ではそういう状態にならないこともありますが、それでも旅に出る前や、コーチング前と比べると心が軽くなっているような気がします （注：私調べ）。
共通点３：もうちょっと頑張ってみようかな、と思える
私が旅に出るときは、充実した日々の時以上に、悩みや仕事を抱えていっぱいいっぱいになっているときが多いのです。 もうだめだ～！避難！って思って、逃避行？をするイメージです。いったん、自分を今の状況から別の場所に連れて行ってあげる。物理的に離れることで、物事を俯瞰的に見えるような気持ちになって、落ち着いて思考を巡らせたりすることが多いです。 そして、逃避行？で客観視した現状とそれに向き合うことで、もう一度頑張ってみようかな、私頑張ってたよね、と自分を励ましたり、一歩前に進んでみようと気持ちが前向きになって帰ってこれるんです。（体は疲れているけど・・）
コーチングも同じで、もうだめだ～！八方塞がりだ～！どうしたらいいんだ～！という心の叫びやら、これからどっちの方向にいこうかな？という迷いがあるときは、特に全部聞いてもらう、全部吐き出して、いったん空っぽになったところで、もう一度、じゃあ、今より良い方向にするために一つだけやるとしたらどんなことかな？と小さな一歩を自分で決めていく、ちっちゃなちっちゃな一歩だから、これなら踏み出せるかな？って思えるようになって、後になって気づくと、ちっちゃな一歩はとても重要な最初の一歩だった、なんてこともある。 もうちょっとだけ、頑張ってみようかな、って思える部分は旅との共通点かな？って思う。
なんだか、もう少しありそうな気がしているのですが、なかなか言葉にするのが難しい・・
また思いついたら書いてみたいと思います。
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